こんにちは。すみれです。仕事の閑散期を利用して、今秋は着方教室の掛け持ちをしています。今回は彩(さい)きもの学院と使用する補正道具の紹介です。
きもの着方教室いち瑠の無料体験レッスン受付中
彩きもの学院は、雑誌 七緒の秋号のインフォメーションページに広告を出しているためご存知の方もいらっしゃるかもしれません。首都圏を中心に8校(銀座、新宿、池袋、立川、横浜、松戸、大宮、宇都宮)あります。
カリキュラムの都合上、一番始めの入門科は秋(9〜11月)から始まるようです。
入門科は全8回、90分です。浴衣からフォーマル・袋帯の自装を学びます。受講料は無料ですが、専用の着付器具一式に6,900円かかります。

時計回りに、彩きもの学院オリジナルのファンデーション、腰ベルト、着物クリップ5本(小)、金具付き伊達締めです。


ファンデーションを開封しました。三角形の模様があるところを胸の谷間にあてて、背面のマジックベルトで固定します。
マジックベルトの幅が長いので、細身の方からふくよかな方まで利用することができます。金具にゴムが付いているため、体型にあった長さにして利用します。
コーリンベルトと腰紐の代わりに、この金具で長襦袢の衿を固定します。伊達締めにも同様の金具があり、着物の衿を固定します。腰ベルトは金具をひっかけるタイプです。白を基調としているのは、礼装でも利用できるようにするためだそうです。
ファンデーションの内側に補正のタオルを入れます。生徒の体型を問わず、この補正方法で寸胴にします。
【彩きもの学院のいいところ】
- グループレッスンですが、先生が生徒と同じ人数います。
- 授業の始めに先生方の着姿コーディネート紹介があります。
- 口頭で着物のワンポイント説明があります。
- 基礎科(9ヵ月36回、授業料72,000円、教材費5,400円、資格受験料3,000円、資格認定料30,000円)に進級すると、自装から他装までバランスよく学ぶことが出来ます。
一から丁寧に教わりたい方や、1年間で自装(留袖、袴まで)から他装(男性、振袖)まで学びたい方におすすめです。基礎科の授業料は、クレジットカード払いや分割納付も可能です。
【注意点】
- 鏡を見ずに着方を学びます。
- 肌着や着物は持参します。
- 入門科は振替授業がありません。
- 収益モデルが不明です。
練習は鏡を見ずに着付します。練習中に背面を補助の先生方が直してくださるのですが、いきなり触られます。勝手に触られたくない人には不向きです。
上記4点以外のものはご自身で準備します。肌着や他の着付け小物を割安で購入したり格安でレンタルすることも可能です。
入門科は振替授業がありませんが、次回に前回の授業の復習をしてくださるためフォローがあります。基礎科以降は振替できるそうです。
基礎科に進級すると1回あたりの授業料は2,000円(全ての費用を36回で割ると約3,066円)ですが、90分の授業で先生が一人ずつ付くことを考えると商売は成り立ちません。
ということは別途展示販売会が存在する可能性があります。先生のコーディネート紹介の際にも、ベテランの先生から勧められた着物を購入した話を仰っていました。この点については、すべての講義を受講した後に上げなおします。
彩きもの学院は、少人数でじっくり学びたい方におすすめです。
記事を気に入って頂けましたら下記のバナーをクリックして頂けますと幸いです。

にほんブログ村

着物・和装ランキング 着物の季刊誌「七緒」のウェブショップ。選りすぐりの逸品がずらり勢揃い。
